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ビジネスシーンで哲学が効果を発揮するワケとは

投稿日:2019年10月12日 更新日:

 

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です

 

最近、ビジネスに使える実学として、
哲学を捉える風潮が強くなって来ています。

 

アメリカの就職活動では、哲学学科の学生を欲しがる企業が多かったり、
有名企業で、哲学専門の人員を重要ポストに置いたりなど、
実際に、哲学の位置付けが変わってきています。

 

しかし、まだ日本では哲学に対するイメージは

「どうでもいいことを延々と考てる」
「机上の空論」とか「屁理屈野郎」とか

あまり、よくないのではないでしょうか?

 

今回は、哲学という学問がどのようなものなのかを解説しつつ

「なぜ、ビジネスシーンで哲学が重視されているのか?」
「学ぶことでどんなメリットがあるのか?」

という疑問にもお答えしたいと思います。

 

それでは、いってみましょう!!

 

そもそも哲学とは何か?

 

まず、そもそも哲学とはなんなのか?どういうものなのか?
という疑問にお答えします。

 

哲学とは

「あらゆるものの原理・真理を理性によって求める学問」

です。

 

よく、哲学で

「自分は本当に存在しているのか?」

という問題が出てきます。

 

この問題はとても簡単な問題に思えるかもしれません。

 

しかし、答えを証明しろ
と、言われるとできないですよね。

 

他にも

「自分の知識はどうやって生まれるのか?」とか
「国家のベストな構造は?」とか

全然身近に感じることのできない問題に取り組むのも哲学です。

 

そして、哲学で重要なのが、
このような問題に対して「理性的に」答えを出すことです。

 

「理性的に」答えを出すというのは、
「何となくじゃなくて、論理的に間違っていない」答えを出すということです

 

どうでしょうか?
結果的に哲学が何なのかわからなくなってしまったのではないでしょうか?

 

なので、「哲学とは何か?」に対する答えを一言で紹介します!!

 

結局のところ「哲学とは何?」

 

哲学を一言で表すと「思想のぶつかりあいです」です。

 

ある人がある問題に対して、自分の思想(答え)を思いつくとします。

 

これはつまり、一つの思想が生まれたということです。

 

哲学で面白いのは、そこで終わらないことです。

 

ある人が思想を生み出すと、
それに異論を唱える別の人が出てきます。

 

「その考えは間違っている!!」
「俺の考えはこうだ!!」みたいな感じで。

 

そうなると、どうなるのか?

 

いわゆる論破合戦が始まるのです。

 

互いが互いの思想が正しいことを証明するために議論する。

 

そして筋が通っていない人の思想は消え去っていく。
筋が通っていて、皆が納得する思想は周りにもてはやされる。

 

こんな感じのプロセスが続いていくのですが、
このプロセスこそ哲学なのです!!

 

思想がぶつかりあって、強い思想が生き残っていく。
その思想が現在まで残っていて、哲学と呼ばれているだけなのです。

 

ちなみに、誰もが知っている有名な哲学者は
最強の思想を持っていて、周りの思想をボコボコにして、
勝ち上がってきた猛者なんです笑

 

どうでしょうか?

こんな風に哲学を「思想のぶつかりあい」と考えると、
哲学に対するイメージが変わるかもしれません。

 

なぜ哲学がビジネスシーンで優遇されるのか?

 

ここまでは哲学は何か?
について答えてきました。

 

では、なぜ哲学が
最近ビジネスシーンで優遇されるようになってきているのでしょうか?

 

それは、哲学を学んで得られるものが、
ビジネスで必要とされるスキルにガッツリ当てはまっているからです。

 

ここからは、哲学を学ぶことにより、
どんなスキルが得られるのかをご紹介していきたいと思います。

 

哲学的ビジネススキル①-論理的思考力

 

まず、一つ目が論理的思考力です。
仕事をする上で論理的であることは、
最も需要な要素の一つといっていいでしょう。

  • 新規事業のためのマーケット調査
  • 顧客へのプレゼンテーション
  • 業務に対する優先順位の決定

マクロなものから、ミクロなものまで、
あらゆる場面で論理的思考が活きてきます。

 

例えば新規事業のためのマーケット調査。

 

これまでにこのそのマーケットで成功している既存ビジネスはあるのか?

じゃあなぜ、そのビジネスは成功したのか?

共通点の洗い出し

なぜその共通点がビジネスの成功に繋がったのか?

仮説の設定と検証

 

これは、単なる一例ですが、
常に論理的な理由を持った行動ができる人と、そうでない人、
ビジネスで成功するのは、圧倒的に論理的な人間です。

 

ではどうして、論理的思考力を哲学でも得ることができるのでしょうか?

 

例えば、「自分は本当に存在しているのか?」という問題で考えてみます。

 

そもそも存在しているとはどういうことか?

存在とは物体としての存在、精神としての存在に分けられる

物体としての存在は、認知されることで証明できる、
しかし精神として存在は認知されなくないか?

精神としての存在を存在と認めるなら、
夢の中で認知したものも存在していると言えるのか?


、、、、、、、

 

見てもらって気づいたかもしれませんが、
哲学で必要な論理的思考の方が
ビジネスで必要とされる論理的思考力よりも、難しいのです。

 

上の例も簡単に論破できますよね笑
(物体の存在は認知できることによって証明されるっていうけど、
認知されたことを証明するのは、どうやったらできるの?とか)

 

つまり、哲学は論理的思考力を鍛える上でかっこうの学問なのです。

 

哲学によるビジネススキル②−メンタルコントロール力

 

続いてはメンタルコントロール力です。

 

これは、ビジネスだけに問わず人生で成功する、
という観点からも必要な能力です。

 

メンタルコントロール能力が高い人は、
あらゆる場面で、状況を有利に捉えることができます。

 

どれだけ苦しいことや、理不尽なことに直面しても、
自分の成長として捉えることができたり、
かといって、そこで溜まったストレスは、
うまく発散することができる。

 

こんな風に自分のメンタルをコントロールできる人は、
人生の満足度も高まります。

 

では、哲学を学ぶことによって、
なぜメンタルコントロール力が高まるのか?

 

それは哲学が、「思想のぶつかりあい」だからです。

 

極端な話ですが、
喧嘩が強い人はどういう人でしょうか?

  • 体が大きい人
  • 筋肉がめっちゃある人
  • 喧嘩の才能がある人

などなどでしょうか?

 

では、考え方を少し変えてみましょう。

 

喧嘩を頻繁にする人と、喧嘩を全くしない人、
喧嘩が強いのはどっちでしょうか?

 

絶対とは言えませんが、
頻繁にする人の方が、強い可能性が高いですよね。

 

哲学も同じ原理です。

 

哲学を学ぶことによって、
自動的に「思想のぶつかりあい」をすることになります。

 

ある哲学者の思想が正しいのか?正しくないのか?
それを考えるということは、
哲学者の思想と自分の思想が戦っているのと同じことです。

 

結果として、哲学を学んでいる人の思想は洗練されていきます。

 

では、なぜ洗練されている思想を持つことが
メンタルコントロールに繋がるのか?

 

洗練された思想を持っている人とはつまり、
様々な状況や問題に対する思考回数、経験が多い人です。

 

ある状況におちいったときには、こんな思考をする。
どうしようもない状況が来た時には、この基準を使って割り切る。

 

洗練された思想の持ち主には、自分なりの思考ルールがあります。
そしてそれに従えばうまくいくことも、わかっています。

 

それが哲学を学ぶことでメンタルコントロール力に繋がる理由です!!

 

哲学によるビジネススキル③−影響力

 

最後に影響力です。

 

これは、哲学を学んで自動的に得られるものではありません。

 

先ほどの、論理的思考力とメンタルコントロール力よりも、
今から紹介することは、少し難易度の高いことになります。

 

どれだけ優秀で膨大な業務をこなせるといっても
人間一人の力には限界があります。

 

そのキャパシティを超えた事業をしたいとき、
もしくは、中間管理職になったときなどに必要とされるのが
「影響力」です。

 

影響力というと、色々な意味が含まれますが、
ここでいう影響力は、「自分以外の人を動かす力」です。

 

では、なぜ哲学を学ぶことによって
影響力が高まるのか?

 

これも、「哲学が思想のぶつかりあい」だから、
ということに関連してきます。

 

上でも解説してのですが、現代で有名な哲学者は、

「自分の思想で周りの思想をボコボコにしてきた」
「周りの多数の人間が、その思想に納得をして」

のです。

 

つまり、哲学者は周りの思想を変えるほどの影響力を持っているのです。

 

これが、哲学という学問が「影響力」に繋がっている理由です。

 

圧倒的な思想を手に入れ、それを発信することができれば、
影響力を得ることができるのです。

 

哲学を学んで、論理的思考力をゲットして、最強のメンタルを手に入れたら
その次は、自分の思想を発信していきましょう!!

 

あなたはのビジネスマンとしての次元がさらに上がるはずです!!

 

まとめ−ビジネスシーンで哲学が優遇されるワケ

 

最後に簡単にまとめて置きたいと思います。

  • 哲学とは?→「思想のぶつかり合い」
  • 哲学によるビジネススキル①→論理的思考力
  • 哲学によるビジネススキル②→メンタルコントロール力
  • 哲学によるビジネススキル③→影響力

でした。

 

ぜひ皆さんも哲学を実用して、ビジネスで成功してください!!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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