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タブラ・ラサとは?【死ぬほどわかりやすく解説!】

投稿日:2019年9月16日 更新日:

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です。


今回は「タブラ・ラサ」とは?を死ぬほどわかりやすく解説します!!


また、タブラ・ラサですが、ビジネスにも実用できるので、
そちらも合わせて紹介します!!


では、さっそくいってみましょう!!

タブラ・ラサとは?


タブラ・ラサはラテン語で「何も刻まれていない石版」という意味です。


これだけでは意味がわかりませんよね笑


このタブラ・ラサを知るためには、まずタブラ・ラサという言葉が、
どのような経緯でができたのか?

 

それを紹介する必要があります。

 

タブラ・ラサの由来


タブラ・ラサは「知識論」という議論から生まれました。


知識論とは、
「人間が持っている知識はどこに由来しているのか?」
という哲学の中でも割と大きな問題です。


この知識論問題に、ジョンロックという哲学者は「経験論」を提唱しました。


経験論とは?


経験論とは
「人間の知識の由来は知覚経験である」
と考える立場のことです。


つまり、簡単にいえば、
人間の知識は経験から構築される、ということです。


しかし、ここで注意して欲しいのが、
経験論の「経験」というワードのイメージです。


この「経験」というワードは「個人的な体験」というよりかは、これまで体験を積み重ねた「客観的データ」を示しています。


つまり、知覚経験を積み重ねて、データを集積し、自分の知識を構築していく、というイメージですね!!


ではここからがやっと本題です
経験論とタブラ・ラサにはどのような関係があるのでしょうか?


タブラ・ラサと経験論の関係


経験論は
「人間の知識の由来は知覚経験である」
という考え方でした。


ということは、生まれた瞬間の赤ちゃんはどうなるでしょうか?


お腹から出てきた瞬間の赤ちゃんに知覚経験はありません(厳密にはあるかもしれませんが)。


つまり、知識も全くないことになりますよね。
哲学者のジョン・ロックは、この状態のことをタブラ・ラサ(何も刻まれていない石版)と呼びました。


人間は誰も生まれた瞬間はタブラ・ラサの状態であり、その後の知覚経験の違いで、知識にも差が出てくる、という思想をジョン・ロックは提唱しました。


生まれた瞬間がタブラ・ラサの状態ということは、その時点では人間の知識は平等ということも意味しています。


ビジネスに実用できるタブラ・ラサ


では、ここからが本番です。
哲学は実用しなければただの学問です。


しかし、実用することができれば、ビジネスにおいて大きな力を発揮します。


タブラ・ラサをビジネスの観点でどのように実用すればいいかを紹介します!!

 

タブラ・ラサの実用方法-①経験値が全て


タブラ・ラサは生まれた瞬間は全員が平等である、ということを示しています。


つまり、裏返せば、先天的な才能なんてものはないことも示しています。
あなたより仕事ができる同僚は、あなたよりも経験が豊富だ、それだけです。


賢いわけでも、才能があるわけでもありません。


タブラ・ラサをビジネス観点で見ると、「圧倒的に経験をすればいい!!」
という単純すぎる主張になります笑


例えば、仕事ができる同僚を抜かしたいなら、その人よりもたくさんの経験を積むことを意識しましょう!!


しかし、ここで気をつけて欲しいのが客観性です。


タブラ・ラサと経験主義はセットです。
つまり客観的データの積み重ねである経験を自分自身で分析するという意識を持たなければ、どれだけ経験をしても成長は見込めませんので、そこは気をつけてください!!


タブラ・ラサの実用方法-②上司との対人関係


続いては上司との対人関係でタブラ・ラサを利用する方法を紹介します。


上司との対人関係ってすごく難しいですよね。


特に大変なのは、上司の説教。


こういう時にもタブラ・ラサは実用できます。


だいたい上司が説教をしてくるときは自分の経験則で私達に考えを押し付けてきています。


きちんとそれに根拠があればいいのですが、
彼らの主張はフィーリングでしかないことが多いです。


だって彼らも僕たちと同じようにタブラ・ラサの状態で生まれてきてますもん


まずは、そのことを受け入れましょう!
全て上司の意見に従わなければいけない、ということはありません。


そして、その意識を持っていれば、主張の根拠のなさや論理的破綻に気づくことができます。


そこまでいけばもう大丈夫です。
根拠がないこと、論理的じゃないことを指摘しましょう!!


タブラ・ラサのまとめ


タブラ・ラサの意味は「何も刻まれていない石版」でした。


そして、タブラ・ラサはロックの経験論から生まれた言葉で、生まれてきた瞬間の知識は白紙で全員が平等だという考え方でした。


また、このタブラ・ラサですがビジネスにも実用できます。
それがこちらの2個
①スキル
②上司との対人関係

是非実際に実用してみてください!!


いかがだったでしょうか?
死ぬほどわかってもらえたのであれば嬉しいです。


では今回はここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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