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アリストテレス

【アリストテレス編】中庸の意味とは?←爆発的成長のヒント

投稿日:2019年12月18日 更新日:

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です

この記事では「中庸」という言葉の中でも、
アリストテレスという哲学者が使った「中庸」に焦点をしぼって
解説していきたいと思います。

今回アリストテレスが使った「中庸」だけに焦点を絞るのには、
理由があります。

それは、儒教でも「中庸」という考え方があり、
アリストテレスのものとは、少し意味の上での違いがあるからです。
※儒教においての「中庸」については、リスクエストがありましたら、
紹介しようと思います。

ちなみに、この中庸を自分のものにできたら、
あらゆる場面で爆発的な成長ができます。

ですので、哲学に興味がない方もぜひご覧ください!!




中庸の言葉の意味

まずは、辞書で調べたら出てくる「中庸」の意味を紹介しておきます。

中庸…かたよることなく、常に変わらないこと。
過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま

中庸(ちゅうよう)の意味 – goo国語辞書

まぁ簡単にいうと
「バランスが取れている」
という意味です。

アリストテレスの使った「中庸」の意味も
辞書にのっている意味と大きな違いはありません。

しかし、重要なのはその言葉が生まれた「過程」を知ることです。

それにより、表面上の言葉づら以上のものを
感じることができますので…
騙されたと思って…
読んでください

ではここから、アリストテレスという哲学者が、
「中庸」という言葉をなんのために使ったのか?
その経緯を紹介したいと思います。

アリストテレスが中庸を唱えた経緯

哲学者は基本的には
「真理とは?」とか
「存在するとは?」とか、
そんな正解のない答えを考えるのが好きな人たちです。

アリストテレスももちろんその1人です。

アリストテレスは
「魂をより良いものにするにはどうすれば良いのか?」
という問題に取り組んでいました。

その問題を解くために、
アリストテレスは魂を二つの要素に分けました。

「知性」と「感情」です。

「知性」は「脳の問題」、「感情」は「心の問題」と考えると
イメージしやすいかもしれません。

そしてそれぞれのレベルを「徳」という言葉を使い
「知性的徳(知性のレベル)」と「倫理的徳(感情のレベル)」
という言葉に分けました。

この二つを高める必要があると考えたのです。

まず知性的徳を高めるために、アリストテレスは
ソフィアとフロネーシスが必要だとしました。

そして、「倫理的徳」を高めるためには
「中庸」が必要だと考えたました。




アリストテレスの中庸とは?

ここでアリストテレスが唱えた「中庸」というのは、
「両極端になっておらず、不足もしていないし、過剰でもない状態」
をさします。

意味としては、辞書のやつと一緒ですよね。

アリストテレスの「中庸」の例としてよく使われるのが、
「無謀」と「臆病」の話です。

この二つの言葉は反対語ですよね。

どちらが大切かといえば、
どちらもあまりいい意味ではありませんよね。

なので、これらの感情を中庸に変えてみましょう。

(無謀+臆病)÷2=勇気

どうでしょうか?
なんとなくイメージがつきますよね。

単なる怖いもの知らずではなく、
怖いものを知っている臆病な要素を混ぜ込むことで、
「勇気」に変えることができるのです。

これが「中庸」という考え方で、
アリストテレスはこの「中庸」を習慣化することで、
感情のレベルは上がり、魂がより良いものになると考えたのです。

中庸を唱えたアリストテレスはどんな哲学者?

では、このアリストテレスですが、
どんな哲学者なのでしょうか?

アリストテレスは紀元前に活躍した哲学者で、
ソクラテス、プラトンとともに
「ギリシア哲学の黄金期」
を創ったとされています。

そんなアリストテレスの哲学の特徴は、
「超現実主義」です。

ちなみにアリストテレスの師匠であるプラトンの哲学は、
「超理想主義」でした。

哲学の黄金期を創った2人の思想が正反対というのは
すごく興味深いですよね。

プラトンが「あらゆるものの本質は異世界にある」と考えたのに対して、
アリストテレスは「あらゆるものの本質は現世界にある」と考えました。




中庸が最強なワケ

では、ここから「実用できる哲学」を紹介していきたいと思います。

ここまで読んでくださった方はなんとなくわかるかもしれませんが、
この「中庸」を習慣化することができれば、
どんどん成長できるようになります。

今回はその例を3つ紹介していきたいと思います。

中庸が最強な例-①素直と頑固

まずは「素直」と「頑固」という二つの正反対の要素、
これも偏らずに持っていることで、魂の成長が加速します。

「素直」は、あらゆるものを吸収できるということを示します。
一方で、「頑固」とは何かを貫き通すメンタルをさします。

つまり、これらをバランスよく持っていれば、
吸収力もありつつ、自分の軸で考えることのできる最強な人間になれます。

中庸が最強な例-②考えながら行動

続いては、心理テストなどでよくあるこの質問。

「あなたは考える前に行動しますか?」
「まずは行動して、そのあとに考えますか?」

この心理テストの質問はとても両極端ですよね。

「中庸」を習慣化できていれば
「考えながら行動、行動しながら思考」
という新しい選択肢が生まれます。

順番にやるよりも、一緒にやったほうが、
効率が上がるのは間違い無いですよね。

偏りのない、両方できる人間、最強です。

中庸が最強な例-③謙虚と傲慢

これも「中庸」を習慣化できていれば、
最強のメンタルをつくることができます。

謙虚すぎると、自身が持てません。
しかし傲慢すぎると、努力をおこたります。

謙虚かつ傲慢な人間はこうな風に考えることができるようになります。

「俺に才能はないけど、俺が一番努力するから誰にも負けねー」

最強のメンタルです。




アリストテレスの「中庸」まとめ

いかがだったでしょうか?
最後に簡単に「中庸」についてまとめておきたいと思います。

中庸
→両極端の要素をどっちも手に入れてやるぜ!!

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

-アリストテレス

執筆者:


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