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アリストテレス

「アリストテレス形而上学」とは何?をわかりやすく解説

投稿日:2019年10月30日 更新日:

 

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です

 

今回はアリストテレス形而上学とは?
という疑問にお答えします。

 

そもそも形而上学の読み方って何?

だとか、

誰によってどのような過程でできたの?

とか、そういう大まかな内容をこの記事ではわかりやすく解説します。

 

とりあえず、ざっくばらんに「形而上学って何?」
を知りたい方にオススメの内容です。
ぜひご覧ください!

 

形而上学とは?

 

まず初めに「形而上学の読み方は?」
という疑問にお答えしてから、
形而上学の解説に入りたいと思います。

 

形而上学(けいじじょうがく)です!!

 

そして、形而上学の意味は
「人間の感覚や経験を超えた物事を考察する学問」
です。

 

イメージできるようなできないような…
そんな感じの意味ですよね。

 

なのでわかりやすく理解してもらうためにも、
まずは「形而上学」の言葉を作り出した
アリストテレスという哲学者を紹介します。

 

その後「なぜ形而上学が生まれたのか?」
を解説し、最後に形而上学を更に深掘りした解説をしたいと思います。

 

「もう結論だけでいいから教えてくれぃ!」
って方は目次から最後まで飛ばしてみてください!!

 

形而上学を生み出したアリストテレスとは?

 

アリストテレスは古代ギリシアの哲学者で
「万学の祖」と呼ばれている人物です。

 

まぁ一言で言うと
「哲学の最初の黄金時代」
を築き上げたうちの一人です。

 

そして、そのアリストテレスが「形而上学」を生み出したのは、
プラトンという哲学者が原因です。

 

プラトンとアリストテレスの思想の違い

 

プラトンはアリストテレスと同じく、
「哲学の最初の黄金時代」を築き上げた一人でもありつつ、
アリストテレスの師匠にも当たる哲学者です。

 

ですが、二人の思想は真逆でした。

 

簡単にいうと
プラトンは「真実を非現実世界」に見出し
アリストテレスは「真実を現実世界」見出した感じですね。

 

まぁこの当時「真実は何か?」という問題が哲学者の間で流行っていたんです。

 

しかし、それぞれの「真実」は全く違う場所にあったのです。

 

形而上学の発端

 

そこで、アリストテレスが考え出したのが「形而上学」という言葉です。

 

形而上学は
「人間の感覚や経験を超えた物事を考察する学問」
でした。

 

ちなみにここまで読んでくださった方はアリストテレスが「形而上学」
という学問を初めて発明した、と思われるかもしれませんが、
実際はそうではありません。

 

アリストテレスがしたのは「形而上学」と
それ以外の区別です

 

プラトンのイデア論は
「真実は非現実世界にある」
という思想なので、
「人間の感覚や経験を超えた物事」に当てはまります。

 

つまりは形而上学的な思想なんですね。

 

一方アリストテレスは「形而上学」を研究しながらも
「形而下学」=「自然学」
つまり、実態のあるものを対象とした考察を行うことで、
二つのアプローチから真理を見つけようとしました。

 

アリストテレスの形而上学の追求

 

では、ここからは
アリストテレスが形而上学の面から「真理」を追求した過程を紹介します!!

 

ですが、その前にプラトンのイデア論を簡単に解説しておかないと
話が進みませんので、めんどくさいですが、紹介しておきます。

 

プラトンのイデア論とは?

 

イデア論とは
「真実は非現実世界にある」
という思想です。

 

例えば、皆さんは「本物の」直線を見たことがあるでしょうか?

 

この問題には、誰もYESと答えることはできません。

 

この世の中に「本物の」直線は存在しません。
なぜなら、どれだけ直線に見えるものでも、
顕微鏡なりで拡大していくと「幅」ができるからです。

 

「幅」がある線なんて存在しないですよね。

 

では、なぜ私たちは線を見たことがないのに知っているのか?

 

プラトンは「イデア界」という現実世界とは違うところに
「本物の」線があり、それを私たちは無意識に感じていると言います。

 

そして、その「本物」の線を模範とした未完成の線が
現実に現れていると考えました。

 

プラトンのイデア論では
全てのものにおいて「本物」とか「真実」はこの世にはない
と考えたんですね。

 

ちなみにプラトンの思想について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください
 【プラトンのイデア論とは?|死ぬほど分かりやすく解説します!

 

そして、このような考えと対象的な方法で、
形而上学を追求したのがアリストテレスの「四原因説」という思想です。

 

アリストテレスの四原因説とは?

 

四原因説とは
「物事の原因は、質料因・形相因・起動因・目的因の四つから
成り立っている」
という考え方です。

 

そして、形而上学的問題のわかりやすい例もついでに紹介しておきます。

 

例えば鹿のツノがあるとします。

 

形而下学、つまり自然学的な問題では
「このツノはどんな役割を果たすのだろう?」とか、
「このツノはどのような物質から出来上がっているのか?」
などに対する答えを導き出そうとします。

 

しかし、形而上学だと
「ツノとは何か?」とか
「ツノが存在するとはどういうことか?」
などに対する答えを考えます。

 

そして、アリストテレス流にこれに答える方法が
「四原因説」です。

 

この四つの要因を明らかにすることこで、
アリストテレスは形而上学に向き合ったのです。

 

この記事内で、四原因説を紹介したいのですが、
長くなりますので、こちらをどうぞ!!
 【四原因説とは?【死ぬほどわかりやすく解説】

 

こちらを読んでいただければアリストテレスが、
形而上学に対して、どのようなアプローチをしたのかがわかるようになります。

 

 

では、今回はここまでにします。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!!

 

-アリストテレス

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    モナドを集中して学習中のおばあさんです。ライプニッツのモナド論でモナドを理解するのは難しいです。モナドは宇宙創造主の分魂のようにとらえています。素人哲学者というところが気に入りコメントしました。26歳から真理ってなぁに?暇つぶしに本を読んでいます。

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