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ラング、パロールとは?【例を使って簡単に解説】

投稿日:2020年1月30日 更新日:

こんにちは、ミルマノです。

この記事では、「ラング」と「パロール」という
言葉の意味を解説します。

この言葉は言語学の専門用語です。

言語学って聞くと
「なんか難しそうだな」
と感じるかもしれません。

ですが、実際のところはそうでもありません。

この記事を読んでいただければ、
そんなに難しくないことを実感できると思いますので、
ぜひごらんください!!




そもそもラングとパロールが生まれたワケ

まずは、これを理解しなければなりません。
「そもそもなんのために、
ラングとパロールという言葉が言語学で使われたのか?」

この答えは、
「言語とは何か?を説明するため」
です。

皆さんは
「言語って何?」
って聞かれて、うまく答えることができるでしょうか?

多分できないですよね。
言語学を学んだことのない人が、この質問に答えれないのは当然です。

そして、この質問に答えるために使うのが、
「ラング」と「パロール」です。

ラングとパロールをわかりやすく

では、まず結論から。

「ラング」とは「言語体系」
「パロール」とは「言語行為」です。

わかりにくいですよね。
では、例を使って解説してみたいと思います。




ラングとパロールの例

まず言語には日本語だったり、英語だったり色々なものがあります。
そして、日本語にも英語にも独自の文法がありますよね。

また文法だけじゃなくて、
日本語では、目上の人には敬語を使うとか、
英語だったら、LとRの発音は違うとか、
それぞれのルール(規則)があります。

このようなルールのことを「ラング」と言います。

そして、実際にそのようなラングに従った声を出すこと、
つまり「喋る」行為のことをパロールと言います。

「ルール」が「ラング」で
「喋る」が「パロール」です。

そして、この「ラング」と「パロール」をたしあわせたものが、
「ランガージュ」つまり「langage(ランゲージ)」であり、
「言語」なのです。

ラング、パロールを生み出したソシュールとは?

ラングとパロールを生み出したのはソシュールという言語学者、
言語哲学者です。

ちなみに彼は「近代言語学の父」と言われるぐらい、大物です。

そして、ソシュールの言語学は
哲学にも影響を与えています。

彼が影響を与えたのは、
「構造主義」という思想です。

「どんな影響をあたえたの?」
と聞かれるとすごく難しいのですが、
「ソシュールの言語学」が「人間社会」に応用されたみたいです。

この辺に関しては、僕も理解できていません。
勉強します。。




ラングとパロールまとめ

では、最後に簡単にラングとパロールをまとめておきます。

ラング
→言語規則
パロール
→言語行為

以上になります。

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