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カント

格率とは?【死ぬほどわかりやすく解説】

投稿日:2020年2月5日 更新日:

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です

この記事では、「格率」という言葉を
わかりやすく解説していきたいと思います。

日常でたまに使う「確率」とは全く違う意味です。

漢字を見てただけじゃどういう意味なのか想像つきませんよね。

一応この言葉は哲学用語なのですが、
出来るだけわかりやすい言葉を使って解説していますので、
ぜひご覧ください!!

ちなみに、後の方で「格率」という言葉の
生みの親である「カント 」についても簡単に紹介しますので、
よかったらそちらもどうぞ




格率の意味とは!?

では、まずは結論から。

「格率」とは
「ある条件において、行為を決定する個人の行動原則」です。

これだけでまだわかりませんよね。
なので、格率の例を次の項では格率の例を紹介したいと思います。

格率の例

言葉づらだけで見るとかなりイメージしにくいですが、
例を見てもらえれば、とても簡単なものだということがわかると思います。

例えば
「人に迷惑がかかるから歩きタバコはしない」というのも格率ですし
「可愛い女の子には優しくする」というのも格率です。

「苦手な相手とは極力関わらない」というのも格率です。

「こういうときに、自分はこうするんだ!!」
というルールみたいなものを「格率」と呼びます。

なので、ある人の格率は他の人によっては「間違っている」
と感じることもありますし、それは人それぞれです。

重要なのはこの言葉が
「個人的な」行動原則である、
ということです。

これはこの後の項でも必要な情報ですので、覚えておいてください。

格率の生みの親→カント

この「格率」という言葉を生み出したのは、
カントという哲学者です。

彼は18世紀、ドイツで活躍した哲学者です。

彼は何がしたことを一言でいうと
「経験論と合理論を合体させた!」。

哲学には「知識とは何か?」を追求するジャンルがあって、
経験論と合理論というのが、その中でも二大派閥と言われています。

完全に対立するはずのこの二つの思想に異論を唱えつつリスペクトしつつ、
混ぜ合わせたのが、カントという哲学者です。

あと、カントの功績をもう一つ紹介しておくと

  • 純粋理性批判
  • 実践理性批判
  • 判断力批判

という3つの本を書き上げました。

すごく手短に説明すると、
純粋理性批判は「人間は何を知ることができるのか?」
実践理性批判は「人間は何をすべきなのか?」
判断力批判は「人間は何を望みうるのか?」
を研究している本です。

この3冊の題名だけ見ると、
カントのことを「批判大好き野郎」みたいに感じるかもしれませんが、
実際にはそうではありません。

「批判」は「追求」と思ってもらって構いません。

カントはとにかく追求に追求を重ねた哲学者なのです。

最後にカント の豆知識をもう一つ。

カントはめちゃくちゃイケメンです。




なぜ「格率」という言葉は作られたの?

では、なぜカントは「格率」という言葉を作り出したのでしょうか?

それは先ほど紹介した「実践理性批判」という
カントの本と関係しています。

「実践理性批判」とは「人間は何をすべきなのか?」を追求した本でした。

具体的にいうと「道徳的に生きるにはどうすればいいにか?」
を追求しています。

そして、その問題に対する答えに使われたのが、
「格率」という言葉でした。

「格率」は個人的行動原則ですから、
もちろん道徳的じゃないこともあります。

さっき紹介した
「可愛い女の子には優しくする」
っていうのも別に道徳的かと言われればそうじゃないですよね。

では、どうすればいいのか?

カントの答えはこうです。

「個人的な格率を、誰から見ても正しいと思えるようなものにしなさい」

つまり、
「自分の行動の原則を誰もが明らかに納得できるよなものにしなさい!」
それが、道徳的な生き方に繋がるとカントは考えたのです。

つまり、可愛い子だけに優しくするのは、
可愛くない子にとっては納得できませんが、
全員に優しくすれば、全員が納得できます。

つまり「誰にでも優しくする」という「格率」を持つことができたら、
それは道徳的な行動原則にもなるのです。

格率と道徳の違い

ここまでくれば気づいている方もいるかもしれませんが、
「格率」というのは個人的な行動原則なので、
一般的に良い事から悪いことまであらゆるものを含みます。

その「格率」の中でも、
個人的ではなく、誰もがに善いと感じる行動原則のであれば
「道徳」と呼ぶことができます。




格率まとめ

では、最後に簡単に格率をまとめておきます。

格率
→こういう時はこうするんだ!!というマイルール

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

-カント

執筆者:


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