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ニーチェ

ツァラトゥストラかく語りき からわかるニーチェの思想

投稿日:2019年9月16日 更新日:

こんにちは、素人哲学者 みるまの (@_mirumano_)です。


この記事では「ツァラトゥストラはかく語りき」って何?
という疑問に死ぬほどわやすく答えていきたいと思います。


ニーチェという哲学者を知っている人は多いと思います。
しかし、ニーチェが書いた本を実際に読んだことがある人は
少ないのではないでしょうか?


「ツァラトゥストラはかく語りき」はニーチェが書いた本で、
彼の哲学を詰め込んだ作品になっています。

 

この記事ではツァラトゥストラはかく語りきから読み取れる
ニーチェの哲学のエッセンスを紹介していきたいと思います。

 


ツァラトゥストラはかく語りきとは?

 

では、まずそもそもこの本がどんな本なのか?
を紹介していきたいとおもいます。

 

この本は1883年にニーチェによって書かれた小説です。

 

「ニーチェは哲学者なのに小説を書いたの!?」
と感じる方もいるかもしれません。

 

正確にいうとこの本は小説仕立てで書かれた哲学書になります。
哲学書って難しいイメージなのですが、
この本は物語を通して哲学を伝えているので、割とオススメです。

 

 

その小説に登場する主人公の名前がツァラトゥストラです。。

 


主人公のツァラトゥストラは山奥に住む賢者なのですが、
下山をして自分の知識を人々に伝えたいと感じていました。

 

その過程がこの本に書かれているのですが、
ツァラトゥストラが下山をして人々の会話の中に
ニーチェの思想が色々含まれているのです。

 

では、ニーチェはこの本を通して何を伝えたかったのでしょうか?
ここからはそのニーチェが伝えたかったエッセンスを
紹介していきたいと思います!!

 

ツァラトゥストラはかく語りきは曲にもなった?

 

ちなみにこの「ツァラトゥストラはかく語りき」という小説ですが、
ニーチェ主義者のリヒャルト・シュトラウスという作曲家によって、
交響詩にもなっています。

 

ニーチェより20年ほど後に生まれたリヒャルト・シュトラウスですが、
かなりニーチェ思想に惹かれていたそうです。

 

ただ2人の交流があったという情報はなく、
特に仲良しエピソードなどがあるわけではないようです。

 

ツァラトゥストラはかく語りきからわかるニーチェ哲学

 

では、ここからはツァラトゥストラを読んでわかる
ニーチェの思想を4つ紹介していきたいと思います。

 

①ルサンチマン


まず、ニーチェ哲学を理解する上で、
絶対に欠かせないのがルサンチマンという考え方です。


ルサンチマンとは「妬み」や「そねみ」などの感情を意味します。

 

ただこのルサンチマンというのは、
単純な「妬み」や「そねみ」ではありません。

 

おそらく、ほとんどの人が気づかずにこのルサンチマンを持っているはずです。

 

ちなみにニーチェは神様の存在を初めて公に否定した哲学者なのですが、
このルサンチマンこそが神様を作り出した原因だとしています。

 

 

②ニヒリズム

 

そもそもニヒリズムの日本語訳は「虚無主義」です。
簡単にいうと、真の正義や真の道徳なんか存在しないということです!

 

悲しい思想のように感じるかもしれませんが、
悲しいままで終わらせなかったのが、ニーチェです。

 

彼はニヒリズムを2種類に分類します。
そこから、自分の生きるべき道を選択していくのです。

 



③永遠回帰

 


ニヒリズムを超える過程で出てくくるのが、
「永遠回帰」という概念です。

 

この永劫回帰は
「全てのものに目的地なんかない、全てのものは同じことを繰り返すだけ」
という意味を持つ言葉になります。


永遠回帰を生み出してしまったことによって、
ニーチェにとって「人生の意味」とかいう概念は無意味なものになります。



この永劫回帰を説明すると長くなるので、
ここでは詳しく説明しませんが、この永劫回帰のせいで、
ニーチェは時間を直線で考えるのではなく、
円環で捉えるようになってしまいます。


ここからニーチェの哲学者としての苦悩が始まります。

 

 


④超人思想


永遠回帰という思想を生み出してしまった以上、
ニーチェは何をしても無駄、目標なんて全く意味がない、
という悲しい思想に陥ってしまします。


しかし、「超人思想」を生み出すことで、彼は永遠回帰を乗り越えます。


超人思想の「超人」っていう言葉は、
なんでもできる超能力とか最強の身体能力を持つ人ではありません。

 

超人思想とは
「全てのものは無意識に力の及ぶ範囲を拡大しようとしている」
です。


これが超人思想です。


永遠回帰によって、全ての行動に意味はない。
しかし何もかもが無意識に自分の力を大きくしようとしている、
ということです。

 

これについても長くなるので、解説はしませんが、
ニーチェは永遠回帰を受け入れた上で、
人間も自分の力の範囲を大きくするために生きている、
ということを発見しました。
それにより彼はニヒリズムの中に一筋の光を見出たわけです!!

 

 

ツァラトゥストラはかく語りきのまとめ

では最後に簡単にツァラトゥストラはかく語りきのまとめを
しておきたいと思います。

 

ツァラトゥストラはかく語りき
→「ツァラトゥストラ」は主人公の名前
→主人公がニーチェ思想を伝える小説仕立ての哲学書

 


今回はここまでにします。
最後までご覧いただきありがとうございます!!

 

-ニーチェ

執筆者:


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