認知的不協和理論とは?自分も他人もマインドコントロールする方法

 

こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です。

今回は認知的不協和理論を解説していきたいと思います。

ビジネスにおいて、人を動かす、自分の感情をコントロールするなどの
能力はとても重要です。

認知的不協和理論を理解すれば、あなたは、こうなれます!!

  • 周りの人間をうまく動かすリーダーになれる。
  • 全てのことに対して前向きに取り組むことができる。
  • モテる

では早速ご覧ください!

Contents

認知的不協和とは?

まずは認知的不協和理論が何かを簡潔に言います!!

人間の脳は、精神(気持ち)と行動に不協和が生まれると、
それを一致させようと精神(気持ち)を捻じ曲げる

これが認知的不協和です

ここでいう不協和とは矛盾と思ってもらうとわかりやすいと思います。

なんとなくわかるようなわからないような、
という感じだと思いますので、次から具体例を交えて解説していきます!

認知的不協和理論の具体例

ではここから認知的不協和理論がわかりやすく理解できるように
場面ごとの認知的不協和の例を3つ紹介します。

認知的不協和の例①面倒なことに直面したとき

例えば、あなたはダイエットのために、
毎日ジムに通うと決めました。

2日間はきちんとジムに行きましたが
3日目には疲れてジムに行くのがどうしようもなく嫌になり、
結局サボっていましました。

そこで、あなたは、ジムに行かなかった理由を探し出します。

「2日連続でジムに行ったから、今日は休息を取るのが体のためだ」
↑この精神の変化が認知的不協和です。

本当は疲れてても行くべきだと感じていたのに、サボってしまった。

ここに精神と行動の不協和が生まれます。

しかしサボってしまった、という行動はもう完了済みですので、
覆すことができません。

そこで脳みそは、精神を書き換えることに力を注ぐようになります。

本当は行くべきだった→行くべきじゃないから今日は休んだ

過去の行動は書き換えることはできないのですが、
精神は書き換えることができます。

このように行動と精神を一致させるために
精神を捻じ曲げてしまうことを認知的不協和理論といいます。

認知的不協和の例②深夜に宿題をやり始めると、なぜか集中できる

今度の認知的不協和は逆の発想ですが、
結構経験されている方も多いのではないでしょうか?

ずっとやりたくなくて後回しにしていた宿題があり、
提出前日の深夜にヤバイと思ってやり始める

意外と集中できて、すぐに終わる

こんなことならもっと早くやればよかったのにと後悔する

自分はただの夜型人間だと勘違いしている人もいると思いますが、
これも認知的不協和が発生しています。

ここで、精神は宿題を嫌がっています。

しかし、宿題は明日提出なのでやらざるを得ないので
とりあえず、嫌々ながら始める。これが行動です。

宿題をやりたくないという精神と、宿題をやり始めた行動には
矛盾が発生しています。

そこで、脳みそは宿題をやることが苦ではないと
思い込むようになるのです。

認知的不協和の例③ずっと一緒にいると好きになってしまう

経験のある方も多いのではないでしょうか?

最初は全く恋愛感情を持っていなかったのに、
長い時間を過ごすうちになぜか好きになってしまう…

それは認知的不協和が発生した結果です。

注意して欲しいのは、
長い時間を過ごした結果、その人の素晴らしさに気づき好きになるのは、
認知的不協和ではありません。

確信できる理由はないけど、なぜか好きになってしまった。
↑これが認知的不協和です。

もうここまでくるとお分かりのかたも多いと思いますが、
ここでの行動は「その人といる時間が長い」ということです。
脳はここで、この疑問に対して矛盾を感じます。

「なんで好きでもない人とこんなに一緒にいるんだろう?」

その矛盾をなんとか克服するために

「この人とこんなに長い時間一緒にいるのは、私が好きだからだ!」

というように書き換えをします。

これまで、そのような経験で付き合った人は要注意です
あなたは脳みそを書き換えられて好きになったのかもしれません笑

いかがだったでしょうか?

今回はこちらの3つの例を紹介しました。

  • 面倒なことに直面したとき

  • 深夜に宿題をやり始めると、なぜか集中できる

  • ずっと一緒にいると好きになってしまう

認知的不協和理論は良いとか、悪いとか、そういう問題ではありません。
人間の脳みその仕組みとしてこういうものがあるのだということを
知っておけば応用することができます

ここからは、どうやって応用すべきかを解説します!

認知的不協和理論をマインドコントロールへの応用

認知的不協和理論
=行動と精神を一致させるために、精神を捻じ曲げる
でした

これを知ったことで、自分のマインドのコントロール、
他人のマインドコントロールへの応用ができます。

自分へのマインドコントロール

どうやって、自身のマインドコントロールに応用できるでしょうか?

先ほどの宿題の例を思い出してください

後回しにしない

認知的不協和理論を理解しているだけで
嫌なことを後回しにするメリットがないことがわかります

とりあえず嫌なことでも、行動でやってみる

意外と集中できる

このような流れを作ることができます。

自分の周りの人へのマインドコントロール

周りの人のマインドコントロールはどのようにすれば良いでしょうか?

モテるための観点から先にいうと、

相手を振り回すこと

となります。

相手を振り回すことで、相手には以下のような認知的不協和理論が生じます。
「振り回されているのは、この人のことが好きだからだ」

自信満々で自由な人がモテるのは、これをうまく使っているからだと言えます。

やりすぎは逆効果ですが、ちょうど良い具合に自分の思い通りに
させるのは相当効果のある方法です。

認知的不協和理論のまとめ

いかがだったでしょうか?

認知的不協和理論とは行動と精神を
一致させるために、精神を捻じ曲げることでした。

今日紹介した応用例は一部にすぎません。
皆さんも色々な応用な仕方で、マインドコントロールを
上達させてみてください!!

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