こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です。
この記事では、そもそも哲学とは何か?
どうして、成功者が哲学を学んでいるのか?
についてお話ししていきたいと思います。
では早速いってみましょう!
Contents
世間の哲学に対するイメージ
哲学に対する世間一般のイメージとはどんなものでしょう?
恐らくこんな感じなのではないでしょうか?
- どうでもいい問題をひたすら考える
- 難しそう、とっつきずらい
- 哲学好きは理屈っぽい
- 哲学好きは論破したがる
- ニーチェしか知らない
どうでしょう、だいたいこんな感じなのではないでしょうか?
あながち間違ってはいません。
哲学を好きになると理屈っぽく、論破したがりになります笑
しかし、これらは全部、哲学の表面にすぎません。
では哲学の中身はなんなのかについてお話いていきたいと思います。
哲学とは何か?
哲学とは何か?
結論から言うと、哲学とはこういうものです。
1答えのない問題に無理やり答えをつける
2思想の殴り合い
1答えのない問題に無理やりつける答えをつける
まずは、だいたいの人が哲学に対してもつ、どうでもいい問題に取り組んでいるというイメージ…
そのイメージは全く間違っていません。
確かに哲学にはどうでもいい問題があふれています。
- 真理とは何か?
- なんのために生きているのか?
- 自由・幸せとは何か?
- どうすれば、自分が存在していることを証明できるか?
こんな感じでしょうか?
そもそも論なのですが、哲学的な問題の全てに確固たる正解はありません!
真理とは何か?自由とは何か?
そんな問題に確固たる答えがあるわけがありませんよね!
哲学は数学ではありません。
誰かが真理を見つけたと言っても、それは答えではありません。
それは、その人が無理やりつけた答えなのです。
では、なぜ世界的に偉大な先人達はこのような問題に真面目に取り組むのか?
それは、答えを出したいから
そんなクソみたいなエゴにすぎません笑
答えのない問題に答えて、周りを納得させたい、自分も納得したい。
そのためには、きちんと論理が通っている答えではなければならない。
そうでなければみんなも納得してくれないし、自分もなったくできない。
だからこそ、鬼のように思考を巡らせて、矛盾のない理論を作り上げる。
哲学とはそんなもんなのです。
くだらないとですよね。
しかし、読者のみなさんは「存在とは何か?」という問題に胸を張って答えることができるでしょうか?
僕もそんなこと聞かれたら「存在は…存在でしょ?それ以外に何かある?」
みたいな感じになると思います。
しかし、哲学の先人達はこのような問題に胸を張って答えれるような論理を思考を巡らせて考えているのです。
そして、答えを導き出す。
それが哲学です。
2思想の殴り合い
そして二つ目が思想の殴り合いです。
先ほども書きましたが、哲学は正解のない問題に答えをつける学問です。
そうなると、考える人によっても答えが変わってきます。
では答えが食い違った時に哲学者はどうするのか?
自分の思想で、相手の思想と殴り合いをするわけです。
哲学と聞くと高尚な学問のイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし実際は全くそんなことはありません。
あるAさんが主張をしたら、違う主張を持つBさんがAさんの主張をボコボコにして、自分の主張が正しいと言い張る。
またそれとは違う主張を持ったCさんが登場して、Bさんを批判する。
哲学ではこのようなサイクルが延々と続いていくのです。
そして周りの人間を納得させることができる主張を持ったものがもてはやされるのです。
中には時代のせいで、周りの納得を得られず悔しい思いをした哲学者もいます。
ここまできたらわかると思いますが、哲学は強いものが勝って弱いものが負ける世界なのです。
これがもう一つの哲学の本質です。
以上の二つが哲学とは何か?
という問題に対する僕の答えです。
余談ですがこの「哲学とは何か?」という問題も答えのない問題ですよね。
この問題に答えた僕も思想で喧嘩をふっかけているわけです笑
成功者が哲学を学ぶワケ3選
こんな哲学ですが、なぜか成功者には哲学を学んでいる人が多いのです。
世界三大投資家の一人であるジョージ・ソロス、ペイパルの創業者ピーター・ティールなどがその一例です。
なぜ答えのない問題に取り組み、思考で殴り合いをする哲学が、ビジネスで実績を持つ人々に学ばれるのか?
その理由を3つお話したいと思います。
1ロジカルシンキング
1つ目はロジカルシンキングです。
哲学を勉強すると、ロジカルシンキング力が圧倒的に上がります。
その理由は哲学が答えのない問題に答えをつける学問だからです。
答えに論理的な矛盾が発生していては、それはもろい主張にすぎません。
「幸せとは何?」と訪ねた時に「幸せとは愛です」とだけ答えられても納得がいかないですよね。
なぜ愛なのか?その説明がちゃんと繋がっていなければ、誰にも認めてもらうことができません。
そのような問題に取り組むうちにロジカルシンキング力が自然と上がっていくのです。
2好奇心
続いては、好奇心です。
好奇心が強い人は成功するとかよく言いますよね。
では、どうして哲学を学ぶと好奇心が上がるのか?
先ほどのロジカルシンキングでもそうなんですが、自分の主張を合理性のあるものにするためには、なぜを追求する必要があります。
例えば「あなたは何のために生きているの?」という問題に対して、
「愛する人!」と答えたとします。
そうすると、当たり前ですが、なぜ愛する人のために生きるのか?という質問がきます。
それに対して、「それが私にとって幸せだから」という回答。
それに対して、「なぜ、愛する人のために生きることが幸せなのか?」という質問。
こんな感じで、「なぜ」が無限に繋がっていきます。
一度このような問題にハマると、他の場面でもなぜを追求せざるを得なくなります。
そうなると、好奇心がどんどん高まっていくのです。
3強固な思想
最後に哲学を学ぶと強固な思想を持つことができます。
成功者が書いた本などを読むと自分の確固たる信念、信条が書かれていますよね!!
哲学を勉強するということは、偉大な先人たちが問題に対して取り組んだのか?
その思考に触れることです。
思考の殴り合いである哲学で、先人の思考を本から勉強できるってものすごいことだと思いませんか?
哲学を勉強することが、殴り合いに勝てる武器をそのまま直結することになります。
そして、その思考を使うか使わないかはあなた次第です。
先人の思考を勉強すればするほど、あなたの思想も強力になっていくのは、想像できるでしょう!
以上3つが成功者が哲学を学ぶワケでした。
まとめ
今回は哲学とは何か?どうして成功者が哲学を学ぶのか?についてお話しました。
哲学とは、
答えのない問題に無理やり答えをつけ、思考で殴り合いをする学問。
成功者が哲学を学ぶのは
1ロジカルシンキング力が上がる
2好奇心が高まる
3強固な思想を構築できる
からでした。
漠然とビジネスで成功したいけど、何から始めていいかわからない人は、哲学の勉強から始めて見てはいかがでしょうか?
今回はここまでにします!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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