こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です。
この記事では、唯物論と観念論の違いを
わかりやすく解説していきたいと思います!
- 唯物論って何?観念論って何?
- 2つの違いは?
そんな方にオススメの記事となっております。
唯物論と観念論
ではまず、唯物論と観念論それぞれがどんなものか?
というのを例を使って解説していきたいと思います。
唯物論とは?
唯物論とは、
「あらゆるものの根源は物質である」
と考えるいう思想のことをいいます。
当たり前のことのように感じますよね。
現代人のほとんどがこの唯物論的な考え方をします。
そして、ごく少数の人たちは観念論的な考え方を持っています。
では、まず観念論とはどんなものかを解説していきます。
観念論とは
観念論とは
「あらゆるものの根源は精神である」
と考える思想のことになります。
先ほどの唯物論ではものの根源は「物質」
そして観念論は「精神」
つまり、根源が「物質」なのか?「精神」なのか?
それが唯物論と観念論の違いです。
では、ここからは唯物論と観念論をさらに理解してもらうために
例を使って、唯物論と観念論の違いを紹介したいと思います。
唯物論と観念論の例
例えば、身の回りにあるパソコンや机、椅子。
そのもとを辿っていく何になるでしょう?
唯物論の人なら
パソコンは電子部品の集まり、
机は木でできている。
椅子はプラスチックだったりその他にも色々。
それをさらに辿っていくとおそらく「原子」にたどり着きます。
現代の科学ではあらゆるものを分解していき最後に行き着くのが
「原子」という物質です。
この考え方こそ「唯物論」になります
なので、大抵の人は「唯物論」的な考え方をします。
唯物論ではパソコンや机や椅子の根元を辿っていけば、
原子という物質に行き着きます。
観念論の人なら
では「観念論」はどのように考えるのでしょうか?
しかし、ここで問題になるのが「精神」です。
例えば、この世の中に人間が1人も存在しない場合。
パソコンや机や椅子は存在すると言えるでしょうか?
「いや、人間が1人もいなくても、
パソコンがあるのならそれは存在するでしょ?」
そういう考え方もできます。
しかし、こういう考え方もできるはずです。
「認知されないものは存在していない」
例えば、この世の中には誰も目にしたことのない
「鼻くそホジホジ虫」という虫がいるとします。
ですが、誰にも見ることができない虫を
私たちは存在していると思うでしょうか?
思うとかそういう問題じゃなくて、そもそも存在に気づけないですよね。
つまり何が言いたいのかというと
「物質が存在していても、認知されなければ、存在しているとはいえない」
ということです。
そして、「認知する機能」を持っているのが、「精神」です。
「あらゆるものの根元を辿っていくと
原子を認知している精神にたどりつく」
というのが観念論の考え方です。
全く共感できない人もいれば、
結構共感できる人も多いはずです。
唯物論と観念論の違いまとめ
では最後に簡単に唯物論と観念論の違いについてまとめておきたいと思います。
唯物論
→あらゆるものの根元は物質
観念論
→あらゆるものの根源は精神
[…] 死ぬほどわかりやすい哲学ブログ2019.06.13唯物論と観念論の違いとは?【死ぬほどわかりやすく解説】https://uteimatsu.com/materializm-idealizm/ こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です […]
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