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「知は力なり」の意味を死ぬほどわかりやすく解説

投稿日:2019年12月21日 更新日:

 

こんにちは、素人哲学者 みるまの (@_mirumano_)です

 

この記事では「知は力なり」のホントの意味を
わかりやすく解説したいと思います。

 

さっそくいってみましょう!!

 

「知は力なり」の意味

 

「知は力なり」とは文字通り
「知識が力になりますよ」という意味です。

 

しかし、これは言葉の表面上の意味です。

 

この言葉だけだと、
「物知り」とか「賢い人」が人生において強い!!
みたいなイメージがわくと思います。

 

しかし、この言葉はそんな名言っぽい意味ではありません笑

 

では、どんな意味か?

 

この言葉の真意を理解するためには、
言葉を生み出した人物を理解すれば一発OKです。

 

なので、ここから簡単に「知は力なり」を
生み出した、哲学者を紹介したいと思います。

 

「知は力なり」は誰の言葉?

 

「知は力なり」はフランシス・ベーコンによって生み出されました。

 

フランシス・ベーコンは哲学界で
「イギリス経験論の祖」と呼ばれています。

 

 

イギリス経験論というのは
「人間の知識というのは経験から構成される」
という考え方です。

 

ここでいう「経験」というワードは
僕たちがイメージする「体験する」という意味とは少し違います。

 

「経験論」の経験とは
「実験」だったり「検証」という意味です。

 

そんな「経験論」という考え方のパイオニアが
フランシス・ベーコンという哲学者なのです。

 

「え?哲学者のくせに実験と検証を重んじたの?」
と感じた方はすごく勘がいいです。

 

フランシス・ベーコンは単なる哲学者ではなく
「弁護士」もしていましたし「国会議員」もしていました。

 

なので、様々な情報を集め
実際に検証するという
思想を大切にしていたのかもしれません。

 

どちらかというと哲学者というのは後付けで、
めちゃめちゃ優秀な彼の思想が広まり哲学者として扱われた感じです。

 

 

「知は力なり」が生み出された実例

 

では、なぜフランシス・ベーコンは
「知は力なり」
という言葉を生み出しすことになったのか?

 

それは、フランシス・ベーコンより前の
哲学のトレンドと関係しています。

 

哲学という学問を一言で説明すると
「真理を明らかにする学問」です。

 

フランシス・ベーコンより前の哲学者は
観察に観察をかさね、膨大なデータを元に真理を追求していく
という傾向がありました。

 

しかし、フランシス・ベーコンはここに新しい方法を付け加えます。

 

「仮説を立てて実験すれば、もっと早く真理に近づけるくね?」

 

例えば、あなたは犬を飼っていたとします。
その犬はお昼ご飯の前になると、毎日よだれをたらします。

 

これまでの哲学者であれば、

「この犬はお昼ご飯前になるとよだれをたらす!!」
「他の犬はどうなのだろうか?」
「じゃあ猫はどうだろう?」

というような思考回路でデータを集めて「よだれの真理」追求していました。

 

しかしフランシスベーコンは

「お昼ご飯の時間をずらしてみるとよだれをたらすだろうか?」
「お昼ご飯をまずいものにしたらよだれは垂らさなくなるのだろうか?」
「そもそも大昼ごはんに反応してよだれが出ているわけではないのかも?」

みたいな思考回路で自分が欲しいデータを作り出し
「よだれの真理」を追求する形をとりました。

 

「知は力なり」のホントの意味

 

「知は力なり」の経緯を読んでくださった方には
だいたい想像がついているかもしれませんが、
「知は力なり」の真意を最後に紹介しておきます。

 

「知は力なり」とは
実験と検証によって得た知識こそが力になる」
という意味です。

 

「知は力なり」が実用的な理由

 

フランシスベーコンのように、
仮説を立てて実験と検証を行い、問題を解決していく方法を
「帰納法」と言います。

 

このような思考が得意な人はそうでない人に比べて、
新しいことを生み出すのが得意です。

 

例えば、ファッションのトレンドは
螺旋構造になっているというのをご存知でしょうか?

 

あれは、一昔前に流行ったものが、少し変化して数10年後に流行る、
というファッション業界の特徴を示しています。

 

数年前まで、幅の広いワイドパンツを履いているとダサい認定されたはずです。
しかし今は、
「おしゃれな女の子はワイドパンツ」
ぐらいの感じじゃないですか?

 

これが螺旋構造でできているファッション業界の例です。

 

「帰納法」が得意な人は、これまでのデータを集めて傾向を理解し、
次に流行るものがなんなのか?という仮説を立てます。

 

 

そこから、その商品が流行るかを実験し、自分自身でトレンドを作り出す。
もしくは、そこでトレンドを作り出せなかったら、さらに新しい仮説を立てる。

 

大それた話になりましたが、そういうことができるようになります。

 

「広報をしている」とか
「雑誌を編集している」とか、そういう職業の人は
少し、帰納法的な考え方を意識してみるといいかもしれません。

 

「知は力なり」のまとめ

 

最後に簡単に「知は力なり」のまとめをしておきたいと思います。

 

「知は力なり」
→実験サイコー!!

 

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

-その他

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  1. […] 実用的な哲学ブログ2019.12.21「知は力なり」のホントの意味を解説←多分勘違いしていますよ!https://uteimatsu.com/knowledge-is-power/ こんにちは、ミルマノです。 この記事では「知は力なり」 […]

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