こんにちは、素人哲学者 ミルマノ(@_mirumano_)です
この記事では哲学用語の「モナド」とは何か?
をわかりやすく紹介します。
※プログラミング関数の「モナド」もあるみたいなのですが、
この記事ではそっちは解説しませんのでご注意ください。
できるだけわかりやすい言葉を使って解説していますので
ぜひご覧ください!!
モナドとは?
モナドとは
「あらゆるものを分割しまくって分割できないところまで到達したもの」
を示しています。
これを聞いて
「それって原子のことじゃね?」
と考えたかたもいるかもしれませんが、ちょっと違います。
物質を分割しまくると原子になりますよね。
しかし原子を分割することはできないのでしょうか?
原子には「形」があり「長さ」や「幅」もあります。
どれだけ小さくても形があるということは、
さらに小さくできちゃいます。
つまり、原子も分割できるものなのです。
では分割できないものとは何か?
「物質」は無限に分割できてしまいます。
じゃあなんなのか?
それは「精神」であり、モナドなのです。
「精神」には長さも幅もありません。
このように空間的な広がりがないものは形而上学的なものと呼ばれています。
そして、このモナドには一つとして同じものはないとされています。
そして、モナド同士は原子や分子のように
他のものとつながりを持つことはありません。
なぜなら、モナドには「空間的な広がり」がないからです。
形も幅も長さもないものが、
それ以外とつながりを持つことなんてできませんよね。
このように精神世界の分割できないものを「モナド」と言います。
モナド論を生み出したライプニッツとは?
このモナドろんを考え出したのは、
ライプニッツという哲学者です。
ライプニッツは哲学者なのですが、
数学者でもあり政治家でもあります。
哲学者の中でも多様な才能を持つエリートなタイプです。
ちなみに「微分・積分」という概念を考え出したのも、ライプニッツです。
「微分」ぐらいで、一気に数学がわからなくなった人たちは、
ライプニッツを恨んでください。
モナドとモナドロジー
モナドと似たよく言葉で、「モナドロジー」というものがあります。
これはライプニッツが書いた本の題名です。
この「モナドロジー」という本の中で、
「モナド」という概念について説明されています。
モナドのまとめ
最後に簡単にモナドをまとめておきます。
モナド
→精神世界の中で、分割のできない単位のこと
以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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