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プラトン

プラトンとは?どんな哲学者?【死ぬほどわかりやすくまと】

投稿日:2019年12月15日 更新日:

 

こんにちは、素人哲学者 みるまの (@_mirumano_)です

 

この記事ではプラトンという哲学者が
どんな人物なのか?どんな思想を持っていたのか?
をざっくりと死ぬほど簡単に解説したいと思います。

 

哲学初心者の方や、プラトン哲学を広く浅く知りたい方に
おすすすめの記事にしましたので、ぜひご覧ください。

 

 

プラトンとは?

 

プラトンは紀元前に活躍した哲学者です。

 

ソクラテス、アリストテレスと並んで、
「ギリシア哲学の黄金期を創り出した」
と言われています。

 

哲学者としてのプラトンが成し遂げたことは、
たくさんあるのですが、
おそらく最も有名なのは「イデア論」という哲学を提唱したことでしょう。

 

プラトンのイデア論とは

 

「イデア論」という言葉自体は聞いたことがある人も
多いのと思います。?

 

イデア論というのは
「あらゆるものの本質、真理はイデア界(別世界)にある」
という思想です。

 

例えば
「花はなぜ美しいのか?」
と聞かれて答えることができるでしょうか?

 

「色が鮮やかだから」とかなら答えれますよね。

 

しかし
「なぜ色が鮮やかだったら美しいのか?」
という質問には答えられませんよね。

 

プラトンはこの「美」という概念の「本質」が
この世の中にはないイデア界(別世界)にあると考えました。

 

これは「美」のような抽象的なものだけでなく、
「みかん」や「三角形」の本質もイデア界にあるとプラトンは言います。

 

初めてこの思想を聞いた方は
チンプンカンプンかもしれません。

しかし「一番の美女は誰」という質問に対して「新垣結衣!!」
って断言できないですよね。
人それぞれ感じ方は違いますので。

 

でも新垣結衣が美女であることにも変わりはありません。

 

僕たちは「美の本質」が何かわからないのに、
美女は美女だと感じるのです。

 

プラトンはそのワケを「想起説」という思想によって、
説明していますが、ここでは長くなりますので、省かせていただきます。

 

 

プラトンが書いた本

 

ここからはプラトンが書いた有名本を紹介していきたいと思います。

①『国家』

 

『国家』は
「より良い国家とは何か?」について書いた本です。

 

国家を支配するのにふさわしい政治形態から、
その政治を行うのにふさわしい人物の特徴など。。

 

そういったものを明らかするために

  • 魂の三分説
  • 四元徳
  • 哲人政治

などの思想が『国家』では紹介されています。

 

つまり、『国家』を理解するには
上の3つも同時に理解しなければならないので、
本としての難易度は結構高いです。

 

ただ、がっつりプラトンの思想を知りたいんだ!!
って方にはオススメの本になっておりますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

②饗宴

 

二つ目に紹介するのが『饗宴』です。
これは先ほどの『国家』とはかなり毛色が変わります。

 

この『饗宴』は「エロス」について書かれてた本です。
「エロス」っていうのは単純にエロい話ではなくて、
「恋」だったり「愛」だったりのことをさします。

 

この本の中の設定がかなり面白くて好きなのですが、
当時有名だった哲学者6人が集まって「エロス」とは何か?
をバカ真面目に議論するわけです。

 

興味がある方は読んでみてください。

                               

                                             

 

プラトンとアリストテレスの関係

 

プラトンとよく比べられる哲学者がアリストテレスです。
この2人は師弟関係でプラトンが師匠・アリストテレスが弟子になります。

 

この2人が師弟関係と言われるのは
プラトンが
優秀すぎて、紀元前なのに自分で学校をつくってしったからです。

 

そこには優秀な子供達が集められて、
優秀な教育がされるわけです。

 

その中でも特に優秀だったのがアリストテレスです。

 

もちろんプラトンのつくった学校なので、
プラトンの思想を勉強するわけですが、
アリストテレスの哲学はプラトンとは逆に進みます。

 

プラトンは先ほども解説したように
「真理」をこの世ではないイデア界に存在すると考えたのですが、
アリストテレスは超現実的でした。

 

「いやイデア界ってどこやねん、真理は自分の目の前にしかないやろ!」
というのがアリストテレスの哲学です。

 

そんな感じでプラトンとアリストテレスは
最終的には全く違う思想を極めていくことになるので、
よく対比されるのです。

 

ちなみに、豆知識になるのですが、
ソクラテスという「哲学の原点を作った哲学者」の弟子がプラトン。
その弟子がアリストテレス。
という感じで、この時代の哲学者は最強ぞろいです。

 

猿飛先生から教えを受けた自来也と大蛇丸みたいな感じですね。
エルの思想を受け継いだニアとメロみたいな感じですね。

 

 

プラトンとは?まとめ

 

では最後にプラトンとは?簡単にまとめておきます。

プラトン
→イデア(本質)を知ることができる「哲人」が国家を創るべき!!
 つまりそれは俺。俺最強。

 

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

-プラトン

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